スタジオで嫌われているMCと好かれているMC

MCとは「Master of Ceremonies」の略称で、バラエティ番組には欠かせない存在であり、メインキャスターとは異なる役割を果たしています。
キャスターは予定通りに正しく情報を伝えるのが仕事ですが、MCは巧みにトークを進めたり、雰囲気を盛り上げたりする役割を担当し、番組の評価はMCの実力に大きく左右されることがよくあります。

【スタジオで嫌われているMC】
スタジオで嫌われているMCの中で、注目すべき人物が何人かいますが、以下にいくつかの例をご紹介します。

バナナマンの設楽統さん:
出演者のキャスティングにも細かな注文を出すし、気に食わないスタッフは現場から外すなどやりたい放題だそうです。
人手が足りず、制作費が少ないことを知っているにも拘わらず、企画に対しても無理難題を言、いくら現状を説明しても、ネチネチと叱ってくるだけ。
そのため現場スタッフはいつも疲弊しているそうです。

宮根誠司さん:
愛想の良い笑顔を見せていても、現場スタッフに強く当たることがあると言われています。
MCなのに出演者の話を聞かないし、とくに自分が興味ない話をするコメンテーターのコメントは2~3割しか聞かず、上の空。
そのため、同じ話題を繰りかえすことが多く、現場で顰蹙を買うことが多いそうです。
またスタッフのえり好みが激しいことでも有名です。

マツコ・デラックスさん:
彼もまたスタジオで好かれているMCではありません。
彼の毒舌芸人としての一面が知られています。
現場スタッフがどんなに疲れていたり、次の仕事があったりしても、引き留めて反省会を開く。
反省会では、企画などで気に食わないことがあると、罵声をぶつけることもあるそうです。

【スタジオで好かれているMC】
一方で、良い評判を持つMCもいます。

有吉弘行さん:
共演者に切れ味の鋭い毒舌を放ったり、若手芸人に体を張らせたりなど意地悪な印象がありますが、素顔は、テレビで見るものと良い意味で真逆だといわれています。

「腰が低いし、自分も楽しもうという気持ちで収録に臨んでいるので、自然と番組が盛り上がっている印象です。なによりスタッフ想いだそうです。
「あの子、ずいぶんと成長したね?」「俺の番組じゃなくてもいいからさ、もっと使ってあげてよ」などとディレクターや芸人仲間に話している姿もよく見かけるようです。

浮き沈みの激しい芸能界で苦労した分、少しでも後輩にチャンスを与えようとしているようですね。

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